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以前、書いたコラムで『余白というディープスペース』という題で余白について言及した。余白のカタチをアグレッシブにデザインしていきたいと述べたことがある。これは今もかわっていない。基本的にはホワイトマジックでデザインしたい。いや、何もかも白い空間ですべてを完結させたいぐらいだ。
商品によるが白い空間を使ったほうが商品を埋没させずに100%、いや120%の魅力を引き出せる。白い空間に彩られた商品には何かを発散している。目には見えない。いや、ヒトには肌で見えるのかもしれない。それは、
唾を呑むほどのスゴ味。
ある種のオーラのようなものを持たせることができるのか。本質を引き出すのか。感覚的なものなのではっきりは断言できないがスゴ味がある。商品撮影による陰影にも大きく左右されるが余白はそれを強調させるチカラを持っている。商品のフォルムやパッケージデザインの持つポテンシャルを十二分に引き出してくれる。まっすぐに商品が伝わってくる。そして見る手はそれを感じようとする。
その反面、1ピクセルでも余白が空くだけで、狭まるだけで商品のインパクトが変わる。繊細な、それでいて大胆な性質を持つ余白。例えるなら「女性」というのは例えるセンスが稚拙だと突っぱねたいぐらいの存在。だからこそ、このディープスペースはやめられない。
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