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上京して早3ヶ月。学生SOHO(フリーランス)→製版会社→グラフィックデザイン事務所と広告・紙媒体方面の業界に足を踏み入れ、日夜Webに関わってきたオレだが、年齢的に制作現場の中堅どころまで来てから上京し、Webデザイン制作会社に転職。最初は【この年齢とスキルで大丈夫だろうか】という不安を持っていた。今も消えてはいない。ただ実際に来てみてわかったことは、出遅れて上京してよかったと思っている。
地方で仕事にかかわるある程度の知識と技術、それにビジネス感的なものを身につけていることが重要に感じる。生まれた時から、学生の時に、もしくは新卒で上京した者にはない感覚を持っているはずだ。ヒトは当たり前のように目の前にあるものを【無いもののように】に感じ扱うことがある。都会には都会の、田舎には田舎のいろんなものがある。今のオレは一方で当たり前だったものを失い、知らなかったものを手にいれた。それを自覚できるほどの知識と感覚を備えて上京したのだと今は感じる。
もちろん、田舎の常識などここでは通用するとは思っていない。地元の業界の話をすると社内スタッフはあまりにも非ビジネス的で驚愕される。大手の企業を相手にしているプロデューサー、デザイナーから見れば、それこそ【仕事】ではないのだ。だからといって、地方で働いていた経験が無駄だとはまるで思わない。直接的にはもちろん通用しないが、知っていることで感じていることでビジネス感やデザインなどのセンスに反映されてくると思っている。東京生まれの東京育ちは持ち得ていないある種の武器である。(もちろん、オレの持っていないものを東京生まれの東京育ちは持っているがね)当たり前のように感じていることは人それぞれ違うし、それはその人の大きな財産だ。誰しもがそれをあえて意識的に肌で感じて自分の強みにしていけるだろう。
時期的にも丁度よかった。オレ自身曲げられないほどのポリシーなどほとんどない。あまり同じ業界で長居をすると自分のスタンスを崩せない人種を知っているだけに自分もそうなるのではないかという嫌悪感もあった。良いものは残し、悪いものは切り捨てる。でもやっぱイイかなと思ったら拾っちゃう。変化し続けることが目標でもある。成長したのか下がったのかという言葉の偏見は第三者に任せればいい、オレはただ変化するだけだ。オレが思う良い方向に。
今から、オレ自身がどういう変化を遂げるか楽しみではある。
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